名前は呪ちょっと具体的なマーケティングの話を書きましょう。たまには良いでしょう(笑) 以前、別の場所にも書いたのですが、私は名前は”呪”だと思っています。 「のろい」と言う意味でとらえるとなんだか怖いですが、名前を付けることで言葉でその物事や考え方を縛る。 そういう意味で考えています。 昨日、お客さんとの関係性について書きました。 その中でエプロン店長さんが書いて下さったコメントを引用しましょう。 エプロン店長さん >毎日お店をやっていると、お互い何かに共感しながら >自然と関係の太くなっていくお客が必ず出てきます。 > >大学なので卒業や転勤でいなくなることもあるんですが、 >そうすると必ず新しい「濃い関係のお客」がうまれてきます。 > >その方々をイメージしてマーケティングを考える・・ >そういうことなんだと思うのですが > > >いざ、やろうとするとやっぱり >「全ての学生」「全ての教職員」向けの >組み立てにしてしまったりします(^^;)。 > >「濃い客」の名前を書いた紙でも目の前において >チラシをつくるとかすればいいんでしょうか? >(今度やってみよう ^^:) ----- そうですね。 商売をやっていれば必ず何人かは”濃いお客さん”が生まれてきます。 意図せずにですね。 この濃いというのが、ただ単に来店頻度が高いだけでなく気持ちの通い合うお客さんであるならば、素晴らしいですね。 そのお客さんはどんな人なんでしょう? 1人じゃなしに何人かいる場合、何らかの共通する要素があるはずです。 特に心持ち(メンタリティ)の部分で。 (気持ちが通い合うということはそういうことなんですよ。) その濃いお客さんの共通した要素が理解できたら、そこを軸に1人の理想のお客さんをキャラクター化してしまう。 そうすると、ターゲットがより明確になりマーケティングは極めてスムーズに進みます。 キャラクター化と言っても簡単です。 なんとなく、こんな感じのお客さんと言うイメージがつかめたら、そのイメージ上のお客さんに名前を付ける。 それだけで、具体性が生まれます。 そして、その具体的なイメージのお客さんに向けてメッセージを投げかける。 それでほぼOKなはずですよ。 名付けで呪を施す。 式神使いの基本です(嘘) |